Google AdSense(アドセンス)からの収入の最適化
Google AdSenseの報酬の魅力がいかに大きいか、皆さんもよくご存知のことと思いますが、更なる報酬アップのために 広告の種類、数、色、貼り付け位置等の実験を繰り返している方も多いのではないか、と思います。 広告の種類に関して、Googleでは、横長のバナータイプ(728×90)を推奨しているようですね。 広告の数については、1ページにつき3つまで貼り付けOKだそうですが、同一ページ内の広告は、単価の高い順に表示 されるようなので、多く表示してしまうと確かにその分クリック率そのものは上がるかもしれませんが、単価の低い 広告がクリックされる確率も上がるわけで、クリック率と広告単価のトレードオフによって報酬が必ずしも上がるとは 言い切れないようです。実際、1ページ1広告のみ表示して広告単価を上げる方法を薦めている人もいるようです。 広告の色については、背景、枠、フォントの色などを細かく調整することができるので、そのページの配色に最も 相応しいと思った色に設定することができます。目立つ色にして訪問者の目を引く方法もありますし、背景と同色にして コンテンツに自然に溶け込ませる方法もありますが、一般に後者の方がクリック率が高いと言われています。 これもケースバイケースだと思うので、パフォーマンスが上がらない場合、いろいろ配色を変えて実験してみてもよいと 思います。貼り付け位置に関しては、自分が一訪問者になったつもりで、そのページ内の訪問者の行動パターンを想定 してみるとよいと思います。一般にはコンテンツの一番下がよいと言われていますが、その理由としては、コンテンツを 読み終わった訪問者が「さて、どこに行こうか」と、次の行動を考えた時に、自然に目に入ってくるのがAdSense広告に なっていれば、クリックしてもらえる確率が高くなるからだそうです。これもページレイアウトに依存するので 一概にそうとは言えないようです。基本は、訪問者の目で見て、訪問者の行動パターンを想定すること、と言えそうです。
平均クリック率は2%!?
Google AdSenseの平均クリック率が一体どれくらいなのか、気になっている方も多いのではないかと思います。 個人的な感覚で言えば、1%もあれば上等だと思うんですが(私の運営しているもう1つのサイトでのクリック率は 0.7%程度です)、実は平均クリック率が2%あるのではないか、と推測している記事をネット上で発見しました。 詳細は検索エンジンなどで探して調べていただきたいのですが、大筋では以下の通りです。 Google AdSenseの収益レポート画面には、ページの表示回数、クリック数、クリック率(CTR)、ページのeCPM、収益額 が表示されますが、この中で、eCPM(Effective CPM)というのは、1000PV(ページビュー)あたりの収益額のことです。AdSenseの ヘルプを読むと、eCPMの解説のところで、「45,000PVで180ドルを収益として上げた場合、eCPMは4ドルになる」と具体的な 数字を挙げて説明しています。この数字が典型的なeCPMを表しているのだとすれば、広告の平均単価を仮定することにより平均 クリック率が導き出されるわけです。でも、私が運営しているもう1つのサイトでのeCPMは、1.2ドル程度なんですよ。 というわけで、何のパラメータをどう設定するかによって導き出される数字が大幅に変わってしまうわけで、 結局は倍半分以上の誤差が生じてしまいそうです。しかし、どうもいろいろなサイトから情報を収集した結果、 私のサイトでは、クリック率、収益額ともに平均にははるかに及ばないことが分かりました。
NGワードには代替広告(公共広告)
Google AdSenseでは、そのページに適した広告がない場合や、そのページにGoogle AdSenseの定める「NGワード」が 含まれている場合、AdSense広告は表示されず、その代わりに公共広告等の代替広告が表示されます。これは、 ボランティア団体支援やユニセフ、赤十字等の広告などで、社会的には意味のあるものですが、クリックされたとしても サイト管理者の収益にはならない広告です。具体的なNGワードについては公にされていないのですが、危険度の低い 常識的な記事を載せていても、常時、公共広告が表示されているページがあります。そのページには何らかのNGワードが 含まれている可能性が大きいです。このNGワードが何なのか、皆さんも知りたいのではないでしょうか?でもGoogle は決して教えてくれないので、自分で推測するしかないと思います。というかそもそも推測すること自体、かなりの 労力を伴うわけで(しかも徒労?)、このような場合、諦めるしかないということでしょうね。 そのときに表示される公共広告の代わりに、自分で設定した代替広告を表示することもできますので、少しでも広告の パフォーマンスを上げたい方は、是非、やっておいてほしいと思います。次の項目では、代替広告の設定の仕方に ついて説明したいと思います。※これを読んで、Google AdSenseを始めたい、と思った皆さん、是非、やってみてください。 下の画像をクリックすると、Google AdSenseの申し込みページが開きます。
もっと詳しいことを知りたい方、管理人の実体験を知りたい方は、「Google AdSense体験談」コーナーを読んでみてください。