広告の貼り付ける上での注意点
ここでは、広告を貼り付ける上で、どのような点に注意すればよいのかを、一般論と私見を交えて書き進めて いきたいと思います。主に注意すべき点は次の通りです。
1. 広告の内容(ページにマッチする内容か?)
2. 報酬のタイプ(クリック保証型か?成果報酬型か?)
3. 広告のタイプ(バナー広告か?テキスト広告か?)
4. 広告を貼り付ける場所(上下左右)
5. 広告の数(多ければよいのか?)
それでは、それぞれについて詳しく見ていきたいと思います。
1. 広告の内容(ページにマッチする内容か?)
まず貼り付ける広告のECサイトの選び方です。自サイトのページの内容にマッチしている広告を選ぶのは、 基本中の基本です。同じ広告でも訪問者層によって関心の強さは全く違ってきます。ホームページ作成支援サイトに 健康食品の広告を出して関心を持ってもらえるでしょうか?クラシック音楽のサイトにローン、キャッシングの広告を 出して関心を示す人は多いでしょうか?もちろん、全く関心を持ってもらえないということはないでしょうが、 広告というのは少なくともクリックされないと報酬が発生しないという点では、ページの内容を考えて、 それにマッチした広告を貼り付ける必要があり、それによって訪問者の関心を引くことができるのだという基本を もう一度思い出す必要があると思います。
2. 報酬のタイプ(クリック保証型か?成果報酬型か?)
これは次節で詳しく考察したいと思うので、ここでは概略説明のみとします。 広告による報酬タイプは、表示回数型、クリック保証型、成果報酬型の3タイプに分類することが できますが、この3タイプは報酬額も全く違います。それではどれが一番お得か、というのが皆さんの 最大の関心事になると思いますが、これはアクセス数によります。 一般にアクセス数が少ない(〜1000アクセス/日)場合は(多くのホームページに当てはまりますね)、 成果報酬型が最も稼ぎやすいと言われていますので、成果報酬型が基本となります。 但し、この成果報酬も、売り上げに対する一定割合で支払われるタイプと、一件の成果につきいくら、という 定額報酬とがあります。また、直接売り上げには結びつかなくても、資料請求や会員登録といった形での アクションも、見込み客の誘導という形で成果を上げた、ということから、一定額の報酬が支払われます。 これなら訪問者に身銭を切らせることなく、ホームページオーナーが稼げるわけで、最もおすすめの 広告タイプです。
3. 広告のタイプ(バナー広告か?テキスト広告か?)
これも次節で説明しますが、同じECサイトにも複数のタイプの広告が用意されていて、 バナー広告、テキスト広告それぞれ数種類の中から好きなものを選んで貼り付けることができます。 バナー広告は確かに目立ちますが、いかにも広告といった印象を与えてしまい、貼り付ける毎に 「嫌らしさ」が増します。それに対して、テキスト広告なら、コンテンツの一部としてページの文章の 中にさりげなく溶け込ませることができて、訪問者に違和感を与えずにアピールすることができるので、 クリック率が高いと言われています。というわけで、「基本はテキスト広告で」と覚えておいてください。
4. 広告を貼り付ける場所(上下左右)
これは一概には言えないですが、やはりページ上が一番目立つ場所なので、一番アピールしたい広告は ページ上に持ってきたほうがよいと思います。これは、いろいろ実験、試行錯誤して、一番売り上げが上がる場所を 自分で探すしかないと思います。各ASPの詳細なレポート解析も役に立つと思います。
5. 広告の数(多ければよいのか?)
広告の数は多ければ多いほどどれかクリックしてもらえる確率が上がる、という考え方ももちろんありますね。 でも、個人的に「広告は厳選すべきもの」と考えています。広告は貼り付ければ貼り付けるほど訪問者に 不快感を与える可能性が上がっていき、最悪の場合、管理人の儲け心ばかりが目立ち、訪問者離れを引き起こしてしまいます。 広告はなんでもかんでも貼り付けて儲けようと考えている人がいますが、これは意外に逆効果なのだそうです。 あくまで、ホームページの内容にマッチした広告を厳選して掲載する、というのが基本になります。以上、広告の貼り方について見てきましたが、これはあくまでも原則ですので、例外もあると思います。 あとは、これらの基本を思い出しながら、皆さん一人一人が自分のホームページに合った方法で広告を選んで 稼ぐ方法を見つけてみてください。