Amazonアソシエイトプログラム体験談
ここでは、Amazonアソシエイトプログラムを使ってみての感想を紹介したいと思います。
1. 再訪問有効期間(期限)は24時間と短い
Amazonでは、リピートポリシーが厳しく、再訪問有効期間が24時間となっているようです(要するに、ある訪問者が一度、 商品リンク等からAmazonのサイトに行って、そこですぐに購入しなかった場合、その人が24時間以内に購入しないと紹介料が 得られないということです)。但し、ショッピングカートに入れた商品の場合、数十日間有効となるようですが、詳しいことは よく分かりません。実際にリピートポリシーの期間を30日、60日としている広告主も多い状況を考えると、Amazonの リピートポリシーはかなり厳しく設定されていると言ってよいと思います。 実際、数万円以上の高額な商品の場合、その場で購入する人は少なく、再度慎重な検討をする人が多いでしょうから、 再訪問有効期間が非常に短いAmazonの場合、単価の高い商品は売れにくいシステムではあると思います。 従って、この点、大きく儲けようとしている方にとって、24時間という短い再訪問有効期間は、大きなネックになりそうです。
2. 詳細なレポート〜売り上げ向上の対策に効果を発揮〜
Amazonのレポートは詳細で、リンクタイプ毎にクリック率、購入率(コンバージョン率)のデータが見られる他、商品別の売り上げ 結果だけでなく、クリックされただけで購入されていない商品についても、クリック数とともに詳細に 表示されます。これを見ることで、訪問者の関心の強い商品、売れ筋商品の把握ができ、更なる売り上げ向上のための対策を 練ることができます。
3. どのリンクタイプが有効か?
Amazonには、通常のバナーリンクの他、テキストリンク、検索ボックスリンク、ライブリンク、個別商品リンクなど、 様々なリンクタイプが用意されていて、アソシエイトメンバー(ホームページオーナー)は、その中から好きなものを選んで、 自分のホームページの好きな場所に自由に貼り付けることができます。しかし、このリンクタイプの中では、個別商品リンクが 断然トップのパフォーマンスを示します。 これは、訪問者の立場に立って考えてみれば分かりやすいのでは ないか、と思います。バナーリンクや検索ボックスリンクが設置されていても、訪問者はそれ自体に関心を持ってくれる 訳ではないですよね?そのサイトで具体的にどのような商品が購入できるのかが分かって初めて、訪問者の方々はわざわざ 自分からアクションを起こす気になってくれるのだと思います。僕自身の実感では、結構、億劫な訪問者は多いです。そのような人 たちに、いかに積極的に次の行動を起こしてもらうように誘導するかが重要です。その意味で、個別商品を写真つきで紹介 するのが最も有効な方法と言えます。かりにその商品を購入してくれなくても、その商品リンクからAmazonに行った訪問者が 再度検索等を行って別の商品を購入した場合も、紹介料がもらえますので、とにかく、個別商品リンクは、Amazonのサイト に送り出す「窓」くらいに考えて、同一ページにたくさん貼り付けておいてもよいのではないか、と思います。 コンテンツに溶け込んでいるため、嫌悪感を示す人は少ないのではないか、と思います。「窓」が多ければ多いほど、 コンバージョン率は高くなると僕は考えています。