お金儲けを優先させたい人には若干厳しいアフィリエイトプログラム
「Amazonアソシエイトって儲かるの?」と聞かれたとして、果たして僕はどのように答えるか。 Amazonの得意分野は、書籍、CD、DVD、ゲームソフトなどです。これらに関しては、非常に膨大な量の商品リンクがあるので、 自分の購入したものは見つかることが多いです。そういったものを手軽に紹介できるのがメリットだと思います。 そのようなAmazonの特徴が、皆さんの興味の対象、得意分野と合致しているのであれば、Amazonでそこそこ儲けられる可能性は 高いと思います。要するに、相性の問題だと僕は思うのです。 でも、これは人にもよるし、ホームページで扱っているテーマにもよると思います。どんな人にも向き・不向きがありますから、 これは仕方ないでしょうね。読書家で、書籍について的確な書評を書ける知識と文章力がある人は、Amazonの書籍を 商品別に扱うのは非常に有力な方法になります。また、CDコレクターなど、その道のセミプロなら、評論家が書くような 文章を書いてうんちくを語ることができますし、その内容が的確で多くの人から信用を得られるのなら、個別にCDを紹介 するのも有力です。Amazonアソシエイトの項でも書きましたが、Amazonでは、個別商品を写真つきで紹介して、訪問者に 視覚的に訴える方法が最も有力であることが、僕自身の経験で分かったのですが、商品を個別に扱うには自分自身でも 購入しなければならず、しかも書籍の場合、読破しなければならないから、費用、時間の面で著しく効率が悪いと 言えるでしょうね。投下した資本を回収できなければ、実質的な「儲け」はマイナスになってしまうので、その意味では 割に合わないやり方と言えるでしょう。既に所有しているのなら問題ないですが、アフィリエイトを目的に購入して時間を 割くのは、やめた方が無難だと思います。つまり、結論としては、Amazonで儲けるのは、書籍やCD等について、それなりの 知識と経験が前提になるということです。Amazonでアフィリエイトをする場合、まず初めに自分の趣味ありきで、 興味分野に関するコンテンツ作りがモチベーションの大部分を占め、それに収入が付随してくるという傾向が強いのでは ないか、と個人的には思います。また、書籍、CD、DVD等は単価が高くないので(1点でせいぜい数百円〜数千円程度)、 かなりの数を売らないと本格的な収入にするのは難しく、 リピートポリシーの厳しさ(→後述)も含めて、お金儲けを優先させたい方にとっては、 ややつらいプログラムと言えるかもしれません。単価の高くない商品をたくさん売るには、それなりのアクセス数とコンバージョン 率が必要になるので、小遣い以上の収入を得るにはかなりの労力が必要になるものと考えられます。